ためになった本 都立高校受験のイロハ~入試・入学後

【ためになっている本】まくらが来りて笛を吹く/春風亭一之輔

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「まくらが来りて笛を吹く」は、面白いですよ。
喋っているような文章の本です。

どうして読むことになったかという話の方が、もっと面白い。笑

娘が都立の推薦入試の面接での想定問題「尊敬する人は誰ですか?」との人に、三択。
山田五郎、南さん@NHKの気象予報士、そして、春風亭一之輔。
家族にこの三択のうちどれがいい?と、聞いて回って。
んで、一之輔さんになったという運びです。

そこから落語を聞いたり本を読んだりしているわけで。

わたくし、贔屓の落語家さんは、柳家喬太郎さん。
一時期、会社の生き帰りにずっと彼のYouTube聞いていた。
創作落語が、もう面白いんですよ。

もちろん一之輔さんも好きです。
で、娘が引っ掛かっているのが「鈴ヶ森」と「初天神」。
しかしさ、渋すぎだろう、15歳の娘の尊敬する人物が落語家、って。

私、一之輔にはコロナ最盛期(笑)のころ、ずいぶんお世話になったんです。
外に出るのもはばかられていた2020年の3月、卒業式とかいろいろな行事が全部ぶっ飛んだらへんのころ。
彼は、鈴本演芸場にトリで出るはずが、なくなっちゃって。
そこらへんのどんどん仕事がなくなっていく風情が、この本に赤裸々に書いてあるんですよ。
こんな悲しいことをこんな面白くかける人もなかなかいませんよねえ。
参りました。

そのなんにでもすぐフットワーク軽く挑戦するところが、尊敬している!というストーリーにしたようです。笑

でも、そこから調べたり読んだり聞いたりいろいろしているわけで、それがえらい!

ちなみに、それで鈴ヶ森の話、出てきたわけですよ。
泥棒の決まり文句。

「お~い、旅人・・・お〜い旅人!
ここを知って通ったか、知らずに通ったか!
明けの元朝から暮れの晦日まで、俺の頭の縄張りだ!知って通れば命は無し、知らずに通れば命は助けてやるが、その代わり身ぐるみ脱いで置いて行け!
嫌じゃ何じゃと抜かせば最後の助、伊達には差さぬ二尺八寸段平物をうぬが土手っ腹にお見舞え申すぞぉ!」

これを面接の練習の合間に言ってるんですよ。
へんな15歳。笑
あたしだったら、こういう生徒ほしいけどねえ。

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