母方の叔父が肺がんで片肺を全摘したので、お見舞いに行ってきました。
母方の親戚はよく集まり、小さいころからよく遊びに行っていたので、懇意な叔父です。
お見舞いに行っておかしかったのは、顔を見るや否や「お年玉用意してあるから、神田(叔父のうちの所在地)に取りに行ってこい」と。笑
病人なのに開口一番、そうきました。
お年玉といっても、私にではなくうちの娘たちへのお年玉です。
毎年、母経由で娘たちにお年玉を頂いていて、お礼の電話を毎年している、という関係なのです。
有難い話ですね。
思ったより元気な様子。
面会室のソファーまで歩行器を使って自力で歩いてきていき、話をしました。
ちょっと歩いても、ちょっと話しても息が切れます。
でも、息を切らしながらいろいろ話してくれました。
もともとよく話す叔父で、インターバルはあっても同じような話っぷりで、ちょっと安心しました。
叔父曰く、「鼻から息を吸え」という主治医の指示があるらしく。
そうだ!
確か、鼻から吸った空気の方が効率よく酸素を取り入れられるのよね。
鼻から吸った空気は、肺に届く時に、湿度100%になって、温度も体温と同じくらいになり、肺でのガス交換の効率が最もいいんです。
そのほか、物理的に鼻呼吸のメリットがあるんです。
その1:口を開けていることで気道が狭くなる。
自分の口を開け示して、ノドのあたりがどうなっているかを確かめればすぐにわかります。
その2:姿勢が悪くても同じことが起きるわけで。
猫背になることで、肺そのもの縮こまるから、肺のガス交換できるところの面積が少なくなって効率が悪くなると。
その3:鼻に空気が通るとセンサーがあって、気道、肺胞、ノドが開くそうな。
人類みんな、無意識にそうなる仕組みになっているんだもんね、すごいな。
ねー。
口閉じて息しないとさー、やはりまずいわけさ。
あと、片肺取っちゃって、あとどうなるんだろ?と思ったけど、肺ってそもそも普段100%使ってないから余力が残っているからなんとかなるんだって。
タバコ吸ってたから相当肺のガス交換機能はイカれているだろうが、まあ、とにかく病院から脱出しないと、あんなまずいご飯食べていたら、具合悪くない人ても悪くなるよ。
次回、薬の副作用について、肝臓半分摘出した叔母の話も含めてUPします!