ずばり!
誰が作ってくれたか分かるから、温かみが感じられるから、雑に扱わないから、です。
この例えがいいか悪いか分かりませんが、コンビニのご飯、誰が作ったか分からない。
どうしてお母さんの作ったご飯がおいしいか、誰かが誰かの事を思って作っているからおいしいんです。
作り手の顔が見える。
今日曜美術館でやっている石川の職人さんの話もまさにそう。
その中で出てきた「漆は雨の日の方が乾く」というのは、オータキさんのところに行ったときに教わったこと。
知っていることが多いと人生は楽しいのです、エッヘン。
↑これはオータキさんのところへ行ったときの「塗り室(ぬりむろ)」の写真。
あったかくして湿気を入れて、漆を乾かすそうです。
乾くのに湿気らせるというのは、頭がこんがらがりますよね。
でも、そういうものなんですって。