
タイトルがエモーショナルですな。
とある摂食嚥下の先生にインタビューしたんです、先週。
インタビューは仕事なので、気が張っていましたが、いざテープ起こし(正確にはレコーダーだけどね)していて、下記の状況になり・・・心が動いたんですよ、本当に。
「取材後記」に載せようと思っている文章はこちら(一部改変、もしかしたら載せないかも)
自分自身、2か月前まで在宅で実母の介護をしていました。(インタビューは2026/2)
2025年11月まで経口摂取をしていましたが、むせることが多くなり、口から食べさせることが怖くなって、点滴だけになっていった経緯があります。
飲み込みの仕組みが分かっていれば、マッサージをしてあげていれば、食事の介助の向きを工夫すればもう少し長く果物を食べされてあげられたのでは(食事は摂らなくても、好物の果物は食べていた)・・・とお話を聞いているうちに「もっとできたことがあったのでは」と、口惜しさがこみ上げ、キーボードを打ちながら涙が止まりませんでした。
半年早く知っていれば、ST(言語聴覚士)さんにリハビリを頼んでいたかもしれない。
一番の後悔は大好物の柿をもう一回食べさせてあげたかった・・・。
在宅で介護されている方、1人でも多くの人に、さまざまな出来ることを知ってほしい、切に願ったインタビューでした。
一方、取材した先生に切々と綴ったメッセージ。
実は、原稿を書きながら(打ちながら)涙が止まりませんでした。
原稿打ちながら、涙したのなんて、初めてです。
11月の頭に、私も妹も母に果物(メロンとか、カキとか)食べさせてあげるも、窒息しそうになる?感じで明らかにむせている場面に遭遇してから「絶飲食」という選択をし、点滴だけになりました。
口の中はカピカピになり、ベロは写真で見たようにひび割れ、口腔ケアしようにも口を開けてくれない。
その前までは、「歯磨きするよ~」と歯ブラシを持っていくと、ちゃんと口を開けてくれてたんです。
訪問の先生曰く、認知機能が衰え、口の中に入って来るものを反射的に異物ととらえて、固く口を閉ざすようになったとのこと。
固く閉ざしすぎて、歯がグラグラになるということも起きました。
でも、その歯をボンドでくっつけて、抜けないように、誤飲しないようにやってくれたもの、訪問歯科の先生でした。(泣)
歯の大事さを教えてくれたのは、紛れもなくその母でした。
「歯はね、『歯臓』なんだよ」と。
12月24日朝、私がベッドサイドで寝ている間に亡くなりましたが、自宅で看取れて本当に良かったと思っています。
でも、食べ方の相談をSTさんにしたら、もう少し違う展開があったのかなと思っています。
脚色でもなんでもなくて、母は8月に熱を出した後、ご飯を食べなくなったけど、果物だけは1日に何口か食べていた。
口の前まで持っていっても全然食べない日もあったけど、びっくりするくらい食べる日もあった。
しかも、ちゃんと咀嚼する、モグモグモグ、ゴックン、と。
生きてる!って感じがした。
逆に、これが出来なくなったら、つまんない、と思った。(自分が母の立場だったら、ね)
もちろん、それじゃ足りないから、点滴で補ったりしてた。
のどに詰まったことが二日続けてあったから、誤嚥が怖くてあきらめて「絶飲食」とした。←ここが後悔ポイント。
知っていれば違う方法でむせずに食べられたかも、と。
母が亡くなって、丸2か月以上たって、それほどメソメソしなくなってきていたけど、今日は久しぶりに本格的にメソメソしました。(笑)
どうやったら広く遍く知ってもらえるか、考えて書いているんですよ~。