いよいよ浴衣は、おおよそ一人で着れるようになってまいりました!(ウホホイ!)
ここしばらく気に入って使っていた帯があるのですが、今回は兵児帯(へこおび)というのを使っての浴衣の着付けです。
一昨年、確か買ったんです。
二部式の浴衣があって(おばあちゃんが作ってくれたものだとおもいます)それは着付け習う前でも着れたのですが、帯をどうしようかと思っていたんです。
で、呉服屋さんにいた人(現、着付けを習っている先生)が進めてくれたのが、ここの金色の帯。
兵児帯といえば、子どもの頃の浴衣で締めた絞りのモノしか思い浮かばなくて。
今はこういう大人兵児帯?というようなものが大流行りだそうでして。
その兵児帯は、持ってはいるけど、私は締めたことがなく。
去年、浴衣を着たいと娘に言われて「むりむりむり」と逃げて回っていたんです。
それがねえ、まあ、人は変わるもんです、50過ぎても。笑
今年、さあ浴衣着たいなら手伝えるわよ、と思っていたのですが(いや、半幅しかやってない。汗)
「兵児帯は、どうすればいいの?」と思ってたんです。
ということで今回のレッスンは、兵児帯。
レッスンは浴衣の着付けからスタート。
いろいろ先生のチェック入れてもらいながら「あれ?どうだったけ?」とアタフタやってました。
そして、いよいよ兵児帯。
正直、自由過ぎて戸惑いました。
着付けって「こうじゃなきゃいけない、ああじゃなきゃいけない」というのが山盛りなので、「自由でいいんです」と言われても、おいそれと自由になれない。汗
自由その1 お花結び
これは基本リボン結びをしたところから間に通して花びらのように散らせた結び方。
出し方は結構、アットランダム。
自由その2 ひまわり結び
パタパタと折って広げる結び方。
下記サイトにそのやり方が載ってます。
https://blog.kimonomachi.co.jp/kimono_coordinate/yukata-kimono_coordinate/15626/
自由その3 帯締めクネクネ
兵児帯、飾りの役割になりますが、帯締め(くみひも)も通してOKだそうです。
こんなウネウネ(写真内のオレンジの紐)もありなんですよ。
自由その4 へこおびクシュクシュ
帯どめの下を見てもらえると分かりますが、わざとクシュクシュさせたり、裏返したり。
てっきりキレイに整えないとNGかと思っていたのですが、これが一番衝撃的だったかな。
覚書
・兵児帯の幅が広く、半分に折った時は、口が開いている方が上、帯板はその間に入れるとベター(落っこちてこない)
・扇子を帯の間にさす場合は、帯と帯の間に入れるとベター(半分に折ったところに入れると、薄くて突き抜けちゃう可能性あり)
この日も、このあとにお客さんのところの納涼会があって、このまま着ていきました。
なんか皆に「おお~」と言われるも、自分自身、もうあまり特別感がない。笑
これが浴衣じゃなくて、着物で出来るようになったら、勝ちです。
洋服をあまり買わずに済みます。笑
「ああ、あの着物のおばちゃん?」と言われるようになったら本望かな?