自分の文化圏以外のところへ行くと、まあいろいろ違うことがあるんですよ。
それを気づいて面白がるのがライターの仕事だと思いますので、こちらに記します。
香港と日本、こんなところが違います 交通編
「超速」エスカレーター
早い、とにかく早い、乗るのが躊躇するくらい早い!!!(汗)
五十路のおばさんなら何とか乗れましたが、八十路(自分の親世代)はつらいかも。
スーツケースなどを乗せるのも、怖いです。(実際、帰りの九龍駅では乗せられなかった、汗)
最初に乗ったのは、こちらの旺角(モンコック)駅。(空港からホテルまでは、エアポートバスで来たので)
「あれ?早い?あ、何々????」という感じでした。
ある方のブログで、香港のエスカレーターはアトラクション並み、と表現されてたの、激しく同意。笑
●エスカレーター内で止まっている人は、右にいる
東京だと、エスカレーターで止まっている人は「左」ですよね。
(そもそも、日本ではエスカレーターで「歩くな」って話なんですけどね)
香港のエスカレーターに乗り、空気を読むとどうやら止まっている人は「右」のようです。
日本と逆、ですね。
もしかしたら気のせいかなと思ったんですが、気のせいじゃなった。
●同じく地下鉄のエスカレーター、カチカチ音が鳴っている
という地下鉄はMTRというのですが、そのエスカレーターの音がカチカチなっている。
最初、具合が悪いのかと思ってたけどどこの駅に行っても鳴っている。
出典:https://www.mtr.com.hk/en/customer/services/caring_index.html
エスカレーターがオーディブル、優しいんですね。
●地下鉄の駅の雰囲気が新宿3丁目の駅がち
高校が新宿3丁目が最寄りだった娘曰く、香港の地下鉄の駅のタイルが新宿三丁目と酷似している。(確かに)
壁が基本タイルなんです。
蛍光灯の感じも新宿3丁目感、漂います。(笑)
ちなみに新宿3丁目には、私の心のオアシス、「末廣亭」(落語をやっている寄席ですね)があります。
乗り物、2階建てが多い
トラムという香港島にある路面電車は2階建て。(右)
普通に走っている路線バスも2階建て。(左の青と黄色の車がバス)
地元の人が使う上記のミニバスは、小型バスみたいなやつです。
見るからに観光客にはハードル高いです。
ちなみに地球の歩き方によると、ミニバスはここでおります!って自分で言わなきゃならないらしいです。笑
というかバス停あるから、バス停以外でもここで降りると言えば下ろしてくれるのか。
でも、それって個人的には日本でもあったらいいのにと昔から思っていることです。
だって、行きたいところのドンピシャに停留所があるわけじゃないですか。
行きたいところの目の前で止まってくれた方が、便利ですよね~。
●車、みんな飛ばし過ぎ(汗)
娘曰く、飛ばし過ぎていて信号無視できない。
バスもスピード出すから、すんごい揺れる。
揺れます、揺れます。
気をつけましょう。
エスカレーターも、バスも、皆早い。
↓この方のブログ、まさにそうだと膝を打ちます。
光速の香港
●信号も音が鳴ってる
カチカチ音が鳴っていて、最初なんだろうと思ったら、信号の赤、点滅、青、を識別する音なんです。
日本でもありますが、所によりある程度ですが、香港はおそらくもれなく着いている。
これも目の見えない人用の配慮のようです。
香港、結構福祉が充実している?
●横断歩道のあるところに「中州」がある
中州っていったって、九州博多の中州じゃありませんぜ。(笑)
↑これです。
日本にもありますけれど、よっぽど道幅の広い通りにしかないですよね。
それがほぼほぼあるんです。
なんかすごく年寄りとかに優しい国?
香港と日本、こんなところが違います 買い物編
●2つ買うとお得になりがち
お得体験が2回。
まず初日にセブンイレブンでビールを買おうとしたらいきなり居合わせたおばちゃんに「なんで2つ買わないの?半額になるんだよ。」的なことを片言の英語で言われたんです。
香港に着いてすぐなので、なんやねんこのおばちゃん、と思ったのですが、よく聞くとどうやら「お得情報」を教えてくれている模様。笑
お言葉に従って2つビールを買いました。
美味しくいただきましたよ。
●コンビニはセブンイレブンとサークルkがいっぱい
今回泊まったのは旺角、展示が石硤尾、観光は香港島だったのでそこらへんしかわかりませんが、
スターフェリーの乗り場にもありますし。
●消費税、ない!
買い物のお金の計算が、ラク!
出典:https://startuphk.jp/hk-tax/
香港と日本、こんなところが違います 生活編
●建築現場の足場が「竹」!!!!!
ホテルの部屋の正面のマンションの竹の足場。
石硤尾の駅からちょっと歩いたところの足場。
あり得ませんよね、日本じゃ!!
鉄の足場を見たのは、香港島で1回っきりでした。
帰るまで怖くて調べられなかったんですけど、やっぱり香港は地震がない。
ちなみに下記は、竹の足場を積んだトラックでした。(後ろからだからわかりづらいけど)
●洗濯ものの干し方、面白すぎ!
なんか、だんだん文化人類学みたいになってきたましたよ。(笑)
腰高の窓の外に、柵があって、そこに干してるんですよ!!
よく考えたら、ベランダが軒並みないんですね。
だからそうせざるを得ない。
にしても、まかり間違って洗濯物を落としたら、事故ですよ!
窓の外のこの柵に、ハンガー吊り下げるの、結構勇気要りません???
こんな大きい団地のようなところはこんな感じ。
通り沿いの、この洗濯物の干し方は、1回しか見なかったのでレアケースだと思います。
ただし、アメリカのように乾燥機で乾燥させればいいや、という文化でなく、お日様と風の力を借りて干そうという文化圏で、同じやり方で洗濯をする人たちを見てホッとしてはいます。笑
肉、吊るしてる!
これ、ウェルカムというスーパーの中ですよ。肉屋じゃない。
ちなみに、街中の肉屋ではこう。カルチャーショックレベルの違いです。
食べ物屋さんでもこう。
●盛夏のおっちゃんは半裸がち
コチラの街中の八百屋のおじちゃん、半裸でした。笑
暑いもんね、しょうがない。
中年以上のおじさまの半裸は実は、下町、住宅街では結構見かけました。
総括:合理的な香港
スピード重視で合理的な一方、ちゃんと福祉にも力を入れている。
力強い!