「悩みは、学びです」
これは、長女が小5の時の担任の先生の言葉。
子育てて悩んでいるとき、姑の娘への過干渉のことなどを個人面談で結構赤裸々に告白(笑)したら、そのように話してくれました。
先生自身は三兄弟の末っ子で、就職しても親がご飯を用意して待っててくれて、あまりにもいろいろやってくれる加減にこれは一人暮らししないとと自立したなんて話をしてくれたのを覚えています。
子供が大きくなって(大学生、高校生、中学生)、手はかからなくなりました。
「お母さん~、子供は大きくなるのですぐに手はかからなくなりますよ~その代わりにお金はかかりますよ~」←これは学童の先生の名言、笑
でもその時その時の悩みは尽きません。
子供に手がかからなくなったら、今度は親の介護。
「子育てが終わったら、今度は介護だからね」
これもマンションの隣に住む、先輩ママに言われた言葉です。
親の介護となれば、介護保険の仕組みやらサービスやらを学ばなければならない、というか学ばないと(知らないと)損をする。
悩みを解決するためには、学びが必要、もっと言えば学びの方法を知っている事が必要なんです。
こう振り返ると、いろいろな人のいろいろな言葉が助太刀してくれているんだな~と、嬉しくなります。
嬉しかったことと言えば、前出の担任の先生は、なんでも実物を持ってくる先生でした。
毎年、蚕と桑の葉を持ってきて、繭が出来るのを子供たちに見せる。
手に蚕をのせて「かわいいですよ」と差し出してきたのを覚えています。(私は虫が苦手ですが)
それだけではありません。
イクラの状態で持ってきて、鮭の稚魚を孵化させる。
ペアのカエルを持ってきて交尾して、んで、卵が出来る様子を見せる。
バケツ稲で、稲を育てる。
下記は同時の写真、校舎の中で稲を干しています。
そういえば、一升瓶と棒で脱穀もしていたなあ。
写真を探すのに、昔の写真を見ていたら、
「ローマは一日にして成らず、子供も一日にして育たず」
と浮かびました~。(山田君座布団ください!)
懐かしくてちょっとウルっと来ちゃいました。笑
ライフワークになりつつあるキャリア教育も、そんな自身の学びの1ページになっています。