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【着付けレッスン9回目】実録!着物lesson

投稿日:2024年6月29日 更新日:

今日は着物のレッスンでした。
9回目ですって、9回目。
んでもって、明日は何とか自分一人で浴衣(ゆかた)を着てお出かけしようとしています。
なので、自分で着られないとならないんです!

なので、いつもは先生に一緒に着てもらいながらやってるレッスンですが、今回は私が自力で着てダメ出ししてもらにながらやった様子を録音して、文字起こししてみました!!!
完全に備忘録、自分のための文章です、ご容赦ください。笑

でもレッスンの一部始終、雰囲気がわかると思います!!

実録!着物lessonスタート!!

ジュディオング

※最初に浴衣に衿芯(えりしん:エリツィンじゃないですよ!半襟の中に入れる硬い芯)を入れる。
この浴衣は、衿芯(えりしん)を入れられるスペース?があるのでそのようにしました。

共衿(ともえり: 本衿の上に取り付けられた長さ90センチほどの短い衿。ともさかえり、じゃないですよ!)の端っこ左右を合わせて右手で持ち、ジュディオング(着物を右手でもって、そのまま背後に回し、左衿を左手で受け取って、両手を広げる、の意)をする。ジュディオングは下記の近藤サトさんYouTube参照。(この動画は浴衣じゃないけど)

【先生】
一旦お尻に(衿を)押し当てます。そうすると衿芯(えりしん)をキレイになるので。
腕を上げ右左と肩に浴衣を乗せる。羽織ったら、共衿(ともえり: 本衿の上に取り付けられた長さ90センチほどの短い衿)の左右を合わせて、首にしっかりくっつけてから・・・この時は衣紋(えもん)は抜かなくていいです。
両手で衿(えり)部分を持ったら、浴衣をふわっとさせつつ腕を上げて、浴衣を脇の下までぐっと上げてください。
そして、一回平行に「前へならい」をしてください。

お尻にしっかり浴衣をつけて(背中の生地が浮かないため)、それから下におろしてきます。

ご自分の「左」が「上前(うわまえ)」です。
床を掃きながら、必ず鏡にまっすぐ向いてください。
「上前(うわまえ)が深いな」と思ったら「下前(したまえ)」を右に引いてください。
※上前(左側)が体の脇の線より先にいかないように。行きすぎると歩きづらくなる。

開きながら同時に下前を持ってこない、開いてから下前を持ってくる。
慣れてきたら同時でもいいけど、慣れてない人がやるとグズグズになるので。
この時も床を掃くようにね。体曲げない、ぎゅっと上げる。
中指人差し指をぎゅっと差し込んで上前は床に付けて床を掃きながら・・背中曲げない・・で。
右手は、(浴衣の中から)抜いていいです。
衿先(えりさき:エリの先っぽ)をぺったんと平べったく持ちます。

まずは腰回り。
腰ひも(ウエストベルト、下記画像参照)が通るところにしわを取ります。なでるのではなくて・・・裾は上げない・・しわを上に上げて。腰ひもの通り道を作っています。

※ひもが通るところがシワになっていたり、生地が重なっていると後からずれる原因になる。
手を変えて反対側も「ウエストベルト」の通り道を作る。
ある意味、中に入って一番見えていない下前だけど、ここが結構肝心です。
ウエストベルトの位置は、基本的にはウエスト。
補正をしていればもっと下の位置でもいいですけど、一番細いところ(ウエスト)に締めます。(今回は補正していません。補正とは、タオルを当てて体を寸胴にすること。着物は平面なのでその方がシワが寄らない)

まだ下半身をやっている(整えている)のでまず見るべきは・・・衿先(えりさき:衿の一番下の先っぽ)が結構いい感じで上に行っているので、衿先をキレイにするのをやってください。

―衿先(えりさき)をキレイにする・・・。

【先生】
下じゃなくて絶対に後ろに引いてください
下に引くと余計に裾がAラインになっちゃうので。
※以前自分一人で来た時に、裾すぼまりにならずにAラインで「カッコ悪いな~」と思っていた全科あり。笑

―後ろに引く。

【先生】
上前を開いて、右手で下前を左斜め上にあげていくと裾すぼまりになります。
ライン見てくださいね、しっかり。

結構この浴衣(絞り生地)はまとわりつくので、お手洗いの時に気を付けてくださいね。
これでやっと下半身が終わりました。

この後、上半身を整えます
【先生】
まずやるべきは、身八つ口(みやつぐち:女ものの着物の袖の下の切れ目)から手を入れて、内側から衣紋(えもん)を抜きます。
※男物の着物にはありません。袖の下は閉じられています。
横向いて鏡を見て、衣紋(えもん)の抜け具合を確認してください。

―(左手だけで衣紋を抜いている)

両手を使ってギューッと。
で、後ろも前もおはしょりキレイにして、左手は下前の衿を握って、右手は出して「寒い寒い」(前衿を詰める。衿の前の開きを調整するのに、先生がそのような表現をします。
)して衿合わせをします。
そのままその右手でおはしょりを、いったんキレイにしてください。
今、衣紋キレイに抜けています。
右手で下前の衿をなぞっていって、なぞる時は必ず首のL字のところを衿が通るようにしてください。

―隠すということですか?

そう。
首と肩をつなぐ「L字の曲がり角」が見えちゃいけない。
右手をずっとおろして行って、胸の下までおろしていきます。
胸の下で襟をつかんで、ほんの少し体から離すんですけれど、親指を体につけたまま小指側だけ斜めに、左手で下の余っている布を上に入れていきます。
左手を左に抜いていく。
そうすると、三角に織り上げたところが平べったくなります。
じゃあそこに「コーリンベルト」をしましょう。

―やっとちょっと思い出してきました。※久しぶりのレッスンでした、汗

そのコーリンベルトを持ったまま左手、右手を軽く抜いてもらって、上げてもらって、右の脇の下まで来たら軽く親指を外側の布に引っかけてサーッと下げると斜めのラインが出来ます。
引っ張り過ぎないこと。
そうしたら後ろからコーリン回していきます、コーリンのヒモがねじれないように。
右の脇あたりで休ませておいて。

今度は上前の衿をやります、今度は両手出してたまま。
この時にご自分の好きな衿合わせかどうかを見ます。
衣紋を見ると、もう(首に)くっついてきちゃっている。
そうしたらこの時点で衣紋を抜きます。
背中のコーリンより下ね、両方いっぺんに引きます。

―衣紋、抜いても抜いても戻りますね。

最初の頃はそうなんですよ。
前の衿合わせをもう一度確認して、右か左どっちかによってないか見て、コーリンは半幅帯が被る位置にしておいてください。(そりゃそうだ)。
おはしょり、後ろは衣紋を抜いているので多く出るんですよ。
じゃあ胸紐(むなひも)もしていきましょうか。
もし、伊達締め(だてじめ:下記画像)すると暑いなと思ったら、しなくてもいいですよ。

―どっちかだけだったらどっちがベター?

伊達締めかな?
浴衣は一枚しか着ていないから、コーリンベルトがあれば衿合わせ外れないんですよ。
なので、このフカフカするこの辺(帯の下になるところ)を抑えればいいので胸ヒモでも大丈夫。
胸紐(むなひも)一本の場合、結ぶのはおへその下あたりにして段差をつける(1周目が上、2周目が下)、幅が出るので伊達締め(だてじめ)しなくても幅広く抑えられます。

―なるほど。

これでお腹苦しく感じないのであれば、これもあり、です。
夏暑いから、暑さでいうと、伊達よりも紐の方がいいですよね。
こんな感じでキュキュット。

―洗剤みたいですね。

(笑)はい、あと背中ですね。
とにかく浴衣も着物も回数着ることです。
回数着れば、最初は目が届かなったところも「あれ、ここおかしいかも」とだんだん気が付くんですよ。

―この伊達締めかわいいんですよね。

それ夏仕様なんで、そんなに暑くないでね。

―1人で着た場合、心配なので、少しでもいろいろ巻いておいた方が安心だなと思って。端折るのは技術が上がらないとできないじゃないですか。

それは仰る通りで、着物を着ることに体が慣れてくると補正もあまりいらなくなってくるんですよ。
それでもキチッと着たい方は補正しますけど。
では、帯行きましょう(この時点で着付け始めて12分。ちなみにこの日は2回目です。)。

―(帯を半分に折って、三角にして、帯を左方向にクルクルまく)・・・着付けを教える先生が生徒を黙って見ているのって、大変ですよね。(笑)

つい、口を出しますよね、お母さんが子供が転ぶ前に言っちゃいますよね、それと同じ。(笑)
(帯を2周させた後に最初に首の方にかけておいた)「テ」を抜きながら根本は必ずしっかり持ってひっくり返します。
帯が長いので、(帯の結び方を)貝ノ口(かいのくち)じゃなくて、矢の字(やのじ)にしましょう。

—この帯って長いんですか?

長くないです、結構短いですですが、貝ノ口をやるにはほんの少しだけ長いです。
まずバッテンにする、一回これ締めてもらって、この「タレ」(結んだ時に出来る長い方)の部分、胴回りの下線よりもオーバーするくらいに残す。
色変わった状態でやりますね(帯の裏)、長い部分は入れちゃう。
この方が余りの帯を入れる手間がないです。
帯締めはあった方がいいですね、保険みたいなものですね。
後ろに回して軽く縛っておきます。
これをザーッと抜いていったときに抜き切らない。
二重になった「タレ」の部分を貝ノ口と同じように折り返します。
たいていの場合長いので長いまま入れちゃう。

―帯の裏も使っていいというのが、驚きなんですけど。

基本的には半幅帯は両面使えるのがほとんどですよ、でも裏という感じはあるんですよ。
でも、裏も見えて可愛いんですよ。
平べったい状態で1回ぎゅっと結んで、帯締めをして後ろで軽く縛って。
さ、帯締めしましょう。
最悪、帯締めはちゃんと結べなくてもいいです。

―あれ?帯板(おびいた)って・・。

あ、忘れていました。汗
帯板はまず縦入れして、下まで通して、ゴソゴソしながら横にしていってください。

―先生、帯の間に小物って何入れてます?

入れば何でも。(笑)
名刺入れとか、あとは小さい財布に根付をつけて入れました。

―なるほど、それで根付なんだ・・・そうか。(根付がボコっとなっていれば、帯の間から下に落ちることはない)帯の間に入れたものを落っことしたら分かりますもんね。

男の人はでっかい根付をひっかけて、たばこケースとかつける。

―お祭りの時に半纏着た人がそうしていますね。

なので、小銭入れを買うといいですよ。
そうするとすぐにお金が出せるので。
帯どめ、明日、自分で浴衣着るのに急いでたらテンションだけ掛けて結んで、
こうやっていれて・・・。

―かわいい!なんだこんなのもありなんだ。

これは振袖の時によくやるバージョン。
グルグルしてみてごまかす、急いでいるときですよ。(笑)
真ん中じゃないんだったら、思い切りどちらかに寄せてアンシメトリーにするとか。
帯締めはまたゆっくりやりましょう。
浴衣は何とかなりそうなので。

出来上がり。

 

書き起こしての感想

その1 単語が分からない

まず、単語分からない!!やばい!歯科よりヤバい。(笑)
歯科も相当、先生が使う単語(補綴、義歯など)は分かりませんが、着物はもっと分からないかも。汗
着付けを習おうと思う前、リフォームしようと思って、本を図書館で借りて読んでみてた時に、ほぼほぼフリガナ振ってないんっすよ。(怒)
「そんなんわかるでしょ?」みたいな、マウント(取ってないんでしょうけど)取られた気がして、まあ敷居が高くなる。
なので今回は同じ単語が出てきても、いちいち全部フリガナ振ったるで~。笑

衣紋、衿芯、伊達、共衿、軽く漢字のテストですわ。

その2

「えり」の漢字、襟(洋服)、衿(着物)、どっちもえり!なんですよ。
どっちかにしろーー!!!笑

さあ、明日無事に着て行けるでしょうか?笑

乞うご期待!

 

 

-ライターなんです, 着付け&着物

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