娘は美術系の高校に通っています。
面談があった時に図書室を覗いたんですが、普通の学校の図書室と本のラインナップが違う。
それで借りてきた本がこちら。
ディズニーアニメーション背景美術集
同じ時に私は、サマーウォーズの絵コンテ集を借りてきたんです。(これまた素晴らしかった!)
サマーウォーズの絵コンテ集は、鉛筆書きで、セリフも入り、人物の動き、背景の指示が書いてある。
しかも、活字じゃなくて鉛筆書きだから字に感情がこもっている。
ディズニーの背景集は、次女が三女のために借りました。(重たいので何冊も持ってこれないんです、汗)
次女曰く、絵コンテの手前のステップはイメージボードなんだそうで・・・妄想しているものをアウトプットしている。
具体的な流れを形にしたのが、絵コンテ。
つまり、イメージボード→絵コンテ、という順番のようです。
そこら辺のプロセス、どうしようか妄想していたものを外に出して形にして共有して創っていくプロセス、に私はワクワクするらしい。
映画やアニメなどの完成形を見てても、作るプロセスに思いを馳せることは、その道の方でないとなかなか難しい。
今、仕事で入れ歯が得意な歯科医院さんのホームページのライティングをしています。
今までインプラントや矯正は結構書いてきたのですが、実は入れ歯はあまり深彫りしたことがなかったんです。
ですが、入れ歯のページだけで10ページ弱あるので、結構な書き甲斐があります。
取材で入れ歯専門の技工所さんに行ったり、技工士さんにインタビューしたり、あと患者さんの思いを聞く機会があって。
そうすると、出来上がった入れ歯だけじゃなくてそのプロセスが見える、分かる。
入れ歯の患者さんの悩みは深く、疑心暗鬼な人が多い。
少しでも理解してもらって、治療に臨んでもらえればいいな、ついでにご家族にも理解してもらえるといいなと思っています。
でも、入れ歯じゃない人が入れ歯の困るところを理解するのは、本当に難しい。
と、絵コンテとかイメージボードの話をしたかったのに結局歯のハナシになっちゃいました。笑
もう完全に職業病ですね。