抜けちゃったんですよー。
昔はベーコンエピとか食べてたのにもう無理かなぁ。
今までテコでも歯医者に行かなかった人がお母さんに「歯医者に行く」って言うのでビックリしたんです。
それが四月末だったんだけど、五月に入ってあったら抜けてしまった!遅かった!!
よく原稿に「一本歯が抜けると他の歯も倒れてきますよ」と書くんだけど、まさにそれを間近で見たわけで。
お付き合いのある先生のところへ伺って。
1回目の診察時は大まかなレントゲン。
それがこれ。
詰め物が1個もないのよね。
なので、歯の質自体は丈夫だったんだと思います。
昭和16年生まれで、どうなんでしょう?栄養はしっかり取れていたのかな?
2回目は説明と自費の歯周病検査。
歯周ポケット測定と唾液検査と細かいレントゲン。
あたしはソケットという入れ歯がいいなと思ったんです。
バイテックという会社が作っている入れ歯で、シリコンを使うもので、一本抜けただけでも対応できるというもの。コンフォートという入れ歯?も作ってますね。
正確には入れ歯緩衝材か?
今回お世話になっている先生は取り扱いないらしく、は?って顔されちゃったので、バイテックに電話して取り扱い医院を聞いた。
したら佃島にあると。
父親の住んでいるところからは比較的近い。
電話して聞いたら、まずお口を見ないとわからないということと、入れ歯を入れるにはまず歯周病を治してからと。
悠長なこと言ってていいんだろうか?
まず歯周病やっつけるだな。
この場合のメリットは
●これ以上歯が抜けないようにする
●口腔内をキレイにして認知症予防
ということだろうか?
しかし、お願いしようと思っていた先生のところで取り扱いないのは困る。
でも、今の歯医者さんは徒歩5分。
佃だとタクシーだろうなぁ。
やはり足腰弱ってきているし、急におじいちゃんになっちゃったよね。
あととにかく早く入れたい。前歯の入れ歯。
でも歯周病をやっつけないと入れられない(泣)。
失うとほんとその大切さが身にしみてわかるよね。
自分の歯じゃないけどさ。
しかし歯周病ちゃんと治してから入れ歯というプロセスをみんな踏むんだろうか?
ちなみに、健康なうちの次女のレントゲンはこれ。
比べると、歯槽骨(歯のすぐ下にある骨)がばっちりあるのがわかりますね。
そして、親知らずがスタンバっているのもわかると思います。
さらに、四十路の女子(あたくしです)のレントゲンはこちら。
詰め物だらけで恥ずかしいです。
親知らずは、大学卒業するころに全部抜いちゃったんです。
歯が痛くて歯医者に行ったら、親知らずが横に生えていて、抜きましょうということで抜いたんです。
しかも、自分で抜いてくれってお願いしたんです。
社会人になったら治療している時間ないだろうからって。
本当に抜くの大変だったと、記憶しています。
歯槽骨(しそうこつ)は、解剖学上、骨という扱いじゃないそうです。
なぜなら、歯が抜けるとなくなるから。
歯がしっかりあって、歯周病菌に溶かされない状態で、初めてちゃんと存在しているんだということがよくわかりました。
文章で書いているだけでなく、こうやって臨床で分かると、とっても合点がいきますね。
子供達には、おばあちゃんになってもぜひ健康な歯槽骨でいてほしいと願わずにはいられません。
あ、レントゲンの写真って、スマホで撮っていいですか?と聞けば結構OKしてくれます、歯医者さん。
いろいろ振り返るときにあるとやっぱりいいですよ。