娘が19歳の誕生日を迎えました。
これくらいの年の誕生日は嬉しいですが、誕生日を迎えるということは1つずつ歳を取っているということ。
親の老いもありますが、自分も老いるわけです。
んで、やっぱり今までできていたことが出来なくなるのは、癪か触って、頭に来て、悲しくなる。
要介護の親の場合はそれはそれは顕著な訳です。
どうしてできないの?こないだ話したこともう忘れたの?
の連続。
裏切りの連続と思うこともあり、訳もなく涙が流れた事もある。
昨日デイサービスにお風呂入りに行ってね、と約束したのに、デイに行ってくれない。
など。
そこで、こう考えることしました。
自分ができることが減ってってるということは、子供たちの出来ることが増えていってる!と。
なんでそういう発想になったかというと、恩送りの話を友達にしたときに、そういう言葉があるんだと切り返されたことです。
そう、誰かにタスキを渡してるんです。
銀河鉄道999のメーテルのように機械の体じゃないので、自分達はいつか死ぬんです。
それに自分単体で考えればそりゃ怖いし切ないですが、誰かに渡していると思えば致し方ない、諦めがつく。
自分の老いは誰かの成長と思えばそんな嫌なことじゃないと思えます。