金継、って知ってます?
きんつぎ、です。
実は、うちは何回か思い出のお茶碗を金継しています。
だって~もったいないじゃないですか~笑。
捨てるにゃ忍びないんです。
一体何年使っているんだろう?というようなお茶碗です。
多分長女が小学校入る前から使ってる。
が、いよいよそれを使う長女も大学生になりました。
美術系の大学に行っているのですが、入試実技の練習の手のデッサン?だったと思いますが、「金継をする手」という絵を描いていました。
金継なんて知っている17歳、なかなかいないですよね!(もう18歳ですが)
せっかく当たった(にんべんの懸賞で当たりました、笑)お茶碗、まあなんてことないものだと思いますが、縁もゆかりもある思い出がいっぱいの品です。
何回か金継ぎをしていて、それがパカっと割れた。
なので、さすがにもう新しいものを買うかと思って長女に聞いたら、長女曰く「出来たら金継したい」とのこと。
モノを大切にする、その技術を敬う、三姉妹の思い出、いろいろな側面のあるお茶碗ですね。
安いとか高いとかじゃない、その心意気を長女が理解していてくれたことを嬉しく思いました。
そして再度金継ぎをお願いすることにした新潟の職人さんも覚えていてくれてて、快く引き受けてくれました。
嬉しい!
茶碗がついてわざわざメールいただき
心をこめて直させていただきますね。
とのこと。
クーッ、痺れるねぇ。笑
そしてお茶碗を金継ぎするために送った後はとりあえず長女の茶碗はないわけです。
昨日夜、ご飯の時に長女のご飯をよそい忘れてたら「私のお茶碗金継ぎ中」とナイスなコメントしてました。笑
楽しみです。