昨年、娘の成人式の時にお世話になった近所の呉服屋さんで着付けを教えている先生にアプローチ。
なぜなら、実家で眠っていた大島紬の着物を着たいから!
その大島は、父方の祖父のお姉さん(大叔母なのかな?「フジタのおばちゃん」と言ってました)の形見で、私の寸法に祖母が仕立ててくれた着物なのです。
フジタのおばちゃんは、私が子供だった頃、みたらし団子をもって実家、というか実家の店の二階のご飯を食べるところによく遊びに来てくれていました。
番頭さんもいたので、夜ご飯も母が支度して、店の2階で食べていました。
おばさんは来ると出前を取ってくれてたんですよね、確か。(ちょっと記憶があやふや、汗)
まだ私も小さかったし、母は店と子育て、大変だったおばさんが来た日は母はちょっと楽ができていた、と思うんです。
おばちゃんは、熱いお茶が苦手で、いつも水で薄めて飲んでいたっけなあ。(遠い目)
そのおばさんのおうちに遊びに行くこともあって、皮張りのソファーがある素敵なマンションで、ちょっとハイソなおうちでした。
実家や親戚は下町文化圏で、もちょっと毛色の違うおうちでした。(笑)
そんなおばさんの形見、ずっと着たい着たいと思っていたけど、気持ちの余裕もなく。
でも、今年(正確には去年から)ずっとやりたかったバイオリン&オケ参加をしたことで、ウジウジ思っているくらいならさっさとやっちゃおう!と。
正月3日に、実家の介護当番でした。
仕事の合間で行っている日常モードと違って時間や気持ち気持ちに余裕ありました。
なので、実家の箪笥からその着物を引っ張り出して、うちに持って帰ってきました。
(大島の存在は、長女の成人式の時にいろいろ引っ張り出していた時に知っていた)
うちに持って帰ってきても、箪笥の肥やしにしたら意味ないじゃん、と思い、重い腰を上げました!
先生と交換したメッセンジャーでメッセージを送ると、早速お返事をいただき…ウホホイ!
【質問1】
着物のレッスン、おおよそ何回くらいで着られるようになりますか?
【答え1】
帯の種類にもよりますが、とりあえず着られるようになるのは個人差ありますが8回くらいかな?と思います。
最初のうちは、あまり間を空けずに習った方が良いですよ(^^)、忘れてしまうので。
レッスンでは着方を覚えますが、うまくなるかどうかはとにかく練習する、そして上手くなくてもとにかく着物を着て外を歩く!のが早道です(^^)
【質問2】
結構自由に着たいと思うんです。
先生ならそんなわがまま聞いてもらえそうかなと。
例えばブーツと合わせるとか。
【答え2】
ワタシ自身、いつも着崩しでブーツにハットにベルトなどが定番スタイルです。
が、基本を知らないと崩し方、手抜きの仕方がわからないので着付そのものは基本をしっかりお教えします(^^)。
できれば毎回、着物着たままお帰りになって(ブーツやスニーカーでOK)
散歩やお買い物、カフェなどに行くのをオススメします(^^)
とりあえず着れるようになったら着物着てレッスンに来ていただくのをオススメします。
とのことでした。
あと一つ、大島が着たくなった理由は、もう洋服をあまり買いたくないから。
でも、ヨレヨレの服を着ているのは、出かけるときは嫌じゃない?
なので、しつけ糸すら取れていない仕立てた着物を着よう!と思ったんです。
こないだ、娘の高校時にPTA一緒だった方が、ダンスのコンサート?誘ってくれて。
そんな素敵なところに行くのに、ちょっと素敵な恰好が出来たらいいなと思ったのよ。
洋服でキメるよりも、手持ちの札=着物を使わにゃソンソン!
ということで、持っているのをフル活用しようと、いう思いもありました。
さあどうなることやら。。。