何のことか?といいますとね・・・
「子供が病院に行ってもお金掛からないのは、もうおしまいです」
って通知です。泣
住んでいる自治体は、中学卒業までは子供の医療費がタダなんです。
なので、小児科に行くのにお財布もっていかない、というか、会計したことがない、くらいな勢いです。
実際の出費ではないですけれど、高校生が病院に行くと3割負担になるということです。
ぜんぜん関係ありませんが、実は2回目の読みになる
「炎症は万病の元(金子義保)」
という本があるんです。
その中の
このくだり。
お医者さんと薬屋さんの危ない関係。
というのも、この間インタビューした歯医者さんが
「年寄りは、お菓子みたいに薬を飲む」
って表現されてたんです。
あたし、すごく膝を打っちゃった!
なぜなら、自分のおじいちゃんが、本当にそのように薬を飲んでいたから。
晩年は、糖尿病が悪化して、人工透析までしていたのです。
病院に行ってもらってくる薬が、10錠くらいあったんじゃないかと・・・。
毎食後、飲みやすいように、薬が入っているあのプラスチックの個別ケースではなく、もう出してある状態で
ビニール袋に10錠くらい入っている。
さながら子供がラムネ菓子を食べるような図でした、確かに。
もちろん甘くもないし、おいしくもない訳ですが。
よくおじーちゃんが言っていたのは、「薬だけでお腹イッパイになっちゃうよ」ということ。
なんかね、やっぱ、おかしいんですよ。
その点、歯医者さんは、大して薬を使わないので、薬品会社からはそれほど手厚く接待?されないのでは?
薬屋さん的には、歯医者さんは「いいお客さん」ではないんだろうなと。
使う薬なんて、たかが知れているので。
「点」が「線」になる、この場合は、おじいちゃんと、インタビューした先生と、この本と。
年寄りが薬を飲んでいる現場を見て、先生の話と本とが重なり合って。
これっすよ、勉強の楽しさって。
子供たちよ、このカイカンを是非、知ってくれい!
さらにおまけ。
忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、
その勉強の訓練の底に
一つかみの砂金が残っているものだ。
これだ。これが貴いのだ。
勉強しなければいかん。
太宰治の「正義と微笑」という本に載っているそうだ。
太宰といえば、「文スト」(文豪ストレイドッグスの、略)。
子供たちの心に少しでも響いてくれればいいな。